過去最大規模の「フェルメール展」が開催決定!《牛乳を注ぐ女》など8点が来日

2017年11月20日 18:06 カテゴリ:最新のニュース

 

 

日本では過去最大規模の「フェルメール展」が、2018年10月5日から19年2月3日まで東京・上野の森美術館で、19年2月16日から5月12日まで大阪市立美術館で開催されることが決定した。11月20日、記者発表会が開かれ、今展の出品作品などが公表された。

 

17世紀オランダ黄金時代を代表するヨハネス・フェルメール(1632-75)は、寡作の画家としても知られており、現存する作品はわずか35点と言われている。そのうち今回の東京展では、日本初公開を含む8点を展示予定。これは2008年に東京都美術館で開催され93万人の来場者を記録した「フェルメール展」の7点を超す、国内過去最多の数となる。

 

今回の記者発表では、東京展への出品が確定したフェルメール作品4点を先行発表。代表作《牛乳を注ぐ女》をはじめ、聖書の場面を描いた初期作《マルタとマリアの家のキリスト》、日常の場面にスポットを当てた《手紙を書く婦人と召使い》、そして日本初公開の《ぶどう酒のグラス》が出品される。また、大阪展のみで出品されるフェルメール作品もあるという。そのほかにはオランダ黄金期を代表する画家であるハブリエル・メツー、ピーテル・デ・ホーホ、ヤン・ステーンなど約40点を展示予定。

 

記者発表会では飯塚浩彦氏(産経新聞社 代表取締役社長)、宮内正喜氏(フジテレビジョン 代表取締役社長)、福井澄郎氏(関西テレビ放送 代表取締役社長)、今展日本側監修の千足伸行氏(成城大学名誉教授・広島県立美術館長)が登壇。飯塚氏は「今展が多くの方にとって、“フェルメール全点踏破の旅”のきっかけとなれば嬉しい」と語った。展覧会の総合監修はワシントン・ナショナル・ギャラリーのアーサー・K.ウィーロックJr.が務める。

 

長蛇の入場列や会場内の混雑が予想されるため、東京展では「日時指定入場制」を導入。大型展としては珍しい試みで、待ち時間の少ない展覧会を目指す。残りの出品作品や展覧会詳細は、2018年4月に発表予定。

 

出品作品をレイアウトした展覧会チラシ 左:《ぶどう酒のグラス》1661-1662年頃 ベルリン国立美術館 右:《牛乳を注ぐ女》1660年頃 アムステルダム国立美術館

出品作品をレイアウトした展覧会チラシ
左:《ぶどう酒のグラス》1661-1662年頃 ベルリン国立美術館
右:《牛乳を注ぐ女》1660年頃 アムステルダム国立美術館

 

左:《手紙を書く婦人と召使い》1670-1671年頃 アイルランド・ナショナル・ギャラリー 右:《マルタとマリアの家のキリスト》1654-1656年頃 スコットランド・ナショナル・ギャラリー

左:《手紙を書く婦人と召使い》1670-1671年頃 アイルランド・ナショナル・ギャラリー
右:《マルタとマリアの家のキリスト》1654-1656年頃 スコットランド・ナショナル・ギャラリー

 

 

フェルメール展

《東京展》

【会期】2018年10月5日(金)~2019年2月3日(日)

【会場】上野の森美術館(東京都台東区上野公園 1-2)

【主催】産経新聞社、フジテレビジョン、上野の森美術館

※観覧料、休館日、開館時間などは2018年4月発表予定

 

《大阪展》

【会期】2019年2月16日(土)~5月12日(日) ※月曜休館(予定)

【会場】大阪市立美術館(大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-82 天王寺公園内)

【主催】大阪市立美術館、産経新聞社、関西テレビ放送
※観覧料、開館時間などは2018年4月以降に発表予定

 

【関連リンク】「フェルメール展」公式サイト

 


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