「逃げ恥」効果で入場者増!科博「ラスコー展」が新たな”聖地”に

2016年12月20日 19:10 カテゴリ:最新のニュース

 

実物大で再現された洞窟壁画

 

上野・国立科学博物館で開催中の特別展「世界遺産 ラスコー展 ~クロマニョン人が残した洞窟壁画~」(主催:国立科学博物館、毎日新聞社、TBS)。フランスの世界遺産である謎に包まれたラスコー洞窟を日本で初めて紹介する今展が、12月13日(火)に放送されたTBS系ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』第10話でロケ地となり話題を集めている。

 

新垣結衣・星野源のコンビで、契約結婚から生まれる物語を描き、TBS火曜ドラマ枠の歴代最高視聴率を更新し続けている同ドラマ。そのロケ地を「聖地」として巡礼するファンも多く、最近では公式HPで居住地への訪問や写真撮影に関する注意喚起が出されたほどだ。

 


 

 

ラスコー展が舞台となったシーンでは、実物大の洞窟壁画を前に、百合(石田ゆり子)ら登場人物4人の恋愛模様が新展開を見せた。放送前にはTwitterで同展が紹介され、12月20日現在で1万2000近くのお気に入りがついている。ラスコー展担当者も「放送後特に若い層の来場者が増え、間違いなく逃げ恥効果があったと思います。SNS上でもドラマのロケ地になったことが広がっています」とその影響を実感している。

 

会期は2017年2月19日(日)まで。なお12月17日(土)~25日(日)の期間中、Twitterからラスコー展公式アカウント(@lascaux2016)、公式キャラクターアカウント(@Tori_Magnon)、準公式キャラクターアカウント(@To_So_Ki)のいずれかをフォローした全員に、会場内でオリジナル缶バッジをプレゼント中。12月20日に最終回を迎え、「逃げ恥ロス」なる言葉も出現中の今、展覧会という「聖地」でドラマの余韻に浸ってみるのもおすすめだ。

 

隠れた動物がライトで浮かび上がる

 

国立科学博物館 外観

 

 

 

ラスコー展オリジナル缶バッチ(クリスマスイメージ)

 

 

【関連リンク】特別展「世界遺産 ラスコー展 〜クロマニョン人が残した洞窟壁画〜」

 


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