東京都写真美術館 新館長にANAホールディングス会長の伊東信一郎氏

2016年04月05日 13:13 カテゴリ:最新のニュース

 

 

今秋リニューアル・オープンを予定している東京都写真美術館(東京・恵比寿)の新館長に、ANAホールディングスの伊東信一郎会長が就任した。4月1日付。

 

同館は、国内初の写真と映像専門の総合美術館として95年に開館。およそ3万3千点という世界有数のコレクションを誇り、これまで国内外の作家による個展や新進作家展、アートと映像の祭典「恵比寿映像祭」など多様な展覧会を開催している。

 

2000年に資生堂名誉会長の福原義春氏が館長に就任。都の予算削減や来場者の減少によって危機的状況に陥っていた同館を、支援会員制度など様々な改革によって立て直した手腕が高く評価され、2016年4月より同館の名誉館長となった。伊東氏は5代目の館長となる。

 

伊東氏は1950年宮崎県生まれ。九州大学経済学部を卒業後、74年に全日本空輸株式会社入社。人事部長、代表取締役副社長営業推進本部長などを経て2009年に同社代表取締役社長。13年の持株会社制への移行に伴い、ANAホールディングス株式会社代表取締役社長に就任した。15年より同代表取締役会長。

 

【関連リンク】東京都写真美術館

 


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