第51回昭和会展(16年3月)新募集規程決定、昭和会賞には200万円

2015年12月02日 14:47 カテゴリ:最新のニュース

 

 

「伝統と未来の集い。」とのコピーを掲げ、リニューアルをする「第51回昭和会展」(写真は今展申込書より)

「伝統と未来の集い。」とのコピーを掲げ、リニューアルをする「第51回昭和会展」(写真は今展申込書より)

日動画廊によって1966年より継続し、この1月には第50回展が開催された「昭和会展」。来年3月の第51回展から内容を一部リニューアルし、より国際的な公募展として募集を開始する。

 

出品資格は2016(平成28)年2月末日時点で40歳以下。国籍不問、出品料無料。未発表の平面絵画50号・15号各1点を必ず提出すること。賞は、昭和会賞(200万円)、東京海上日動賞(50万円)、ニューヨーク賞(1万ドル)、パリ賞(15万円、副賞としてパリ日動アトリエ1ヵ月貸与)となる。

 

審査員は、中村隆夫・多摩美術大学教授、南嶌宏・女子美術大学教授、土方明司・平塚市美術館館長代理、長門佐季・神奈川県立近代美術館主任学芸員、ギャラリー・Nahmad contemporary art(アメリカ)、日動画廊。また、パリ枠選考顧問に蓜島正雄氏、推薦委員は入江観、奥谷博、佐々木豊、佐藤泰生、中山忠彦、山本貞(50音順)の各氏。

 

搬入は2016年2月5日(金)・6日(土)の午前11時~午後6時(直接搬入か送付)。2月8日(月)の審査を経て、結果発表は2月9日(火)・10日(水)を予定する。展覧会は、3月14日(月)~24日(木)、東京・銀座の日動画廊本店にて開催される(日曜休廊)。

 

昭和会展は、長谷川徳七・日動画廊代表取締役社長が創設した若手作家のための公募展。新人発掘とともに、個展やアートフェアなどでの紹介を通して育成面に力を入れてきたことが特徴である。第1回昭和会賞受賞の奥谷博氏をはじめ、鴨居玲氏、佐藤泰生氏といった多彩な実力派を紹介し、「プロの美術家」を発掘し、育成する公募展として歴史を重ねてきている。

 

■問合せ

日動画廊内 昭和会事務局

〒104-0061 東京都中央区銀座5-3-16

TEL:03―3571―2553

 

【関連リンク】 日動画廊 昭和会展|日動画廊

 

 

 


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