東京藝術大学に新研究科誕生 「アートプロデュース専攻」説明会に170名参加

2015年07月01日 15:46 カテゴリ:最新のニュース

 

東京藝術大学で6月20日、平成28年度から開設される新たな研究科「国際芸術創造研究科アートプロデュース専攻(修士課程)」の説明会が開催された。同大によると約170名が参加、4年生だけでなく低学年の学生の姿も見られたという。

 

同専攻はグローバル人材育成機能の強化を図る観点から設置されるものであり、独立研究科として設立。キャンパスは上野と千住を使用する。アドミッション・ポリシーには芸術と社会との新しい関係を提案する人材を育成することを掲げており、「キュレーション」、「アート・マネジメント」、「リサーチ」の3専門領域においてグローバルなレベルで活躍できる人材を育成する。

 

担当教員は「キュレーション」に長谷川祐子(東京都現代美術館チーフ・キュレーター)と住友文彦(アーツ前橋館長)、「アート・マネジメント」に熊倉純子(同大教授)と箕口一美(上野学園大学非常勤講師)、「リサーチ」に枝川明敬(同大教授)、毛利嘉孝(同大准教授)の各2名が専任となる。具体的な進路先としては美術館などのほか国際芸術文化機関や芸術NPO、国際美術展のキュレーター、国内外の教育機関などを挙げており、学術的な発信だけでなく社会と芸術の新しい関係を提案出来る人材を輩出する狙いがある。

 

開設予定科目は基礎科目が「アートプロデュース概論」「アートプロデュース特論」など、実践科目が「アートプロデュース演習」「アートプロデュース特別演習」など、その他に「美学」「著作権概論」「芸術と情報」「芸術文化批評方法論」などを予定。

 

定員は日本人・外国人を含め10名程度(予定)で、募集要項は9月1日に配布予定。一次試験は書類審査と英語試験で、二次試験は面接試験となる。一般入試は9月~10月に実施され、最終合格発表は10月上旬が予定されている。

 

なお同専攻では平成30年度に博士後期課程の設立も視野に入れており、今後の展開にも注目が集まる。

 

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