「田中一光 美の軌跡」でその創作とルーツに迫る

2015年06月09日 13:37 カテゴリ:最新のニュース

 

TANAKA Ikkko Track of Beauty

 

 

奈良県出身で、今なお世界中で高く評価されるグラフィックデザインの巨匠・田中一光(1930~2002)。その創作とルーツに迫る展覧会「田中一光 美の軌跡」が故郷である奈良の奈良県立美術館で開催される。

 

幼少の頃から書、舞台、茶道といった日本の伝統芸術に親しみ豊かな感性を培ってきた田中一光。その創造の根底には日本文化に連綿と受け継がれてきた美意識が流れている。今展では、田中一光の作品を日本の伝統美術というキーワードから照らし出し、併せてその創作の原典とも言える伝統的な日本美術の作品と共に展観。序章では30年以上にわたるライフワークとなった「産経観世能」シリーズや、能面・能衣装などを展示するほか、花や文字、茶の世界といった多様な創作とそのルーツに多角的に迫る。

 

 

 

【会期】2015年6月13日(土)~7月20日(月・祝)

【会場】奈良県立美術館(奈良市登大路町10-6) TEL0742-23-3968

【休館】6月29日(月)、7月6日(月)、13日(月)

【開館】9:00~17:00(入館は閉館30分前まで)

【料金】一般600円 高校・大学生400円 小中学生200円

【関連リンク】奈良県立美術館

 

 


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