ホテルオークラ本館建替え前、最後の展覧会開催 『第21回 秘蔵の名品 アートコレクション展』

2015年04月17日 13:11 カテゴリ:最新のニュース

 

美の宴~琳派から栖鳳、大観、松園まで

 

竹内栖鳳《アレ夕立に》(髙島屋史料館)

 

企業文化交流委員会(委員長:株式会社ホテルオークラ東京 代表取締役社長 池田正己)は17日、本館建て替え前の今年8月3日(月)から8月20日(木)までの18日間、ホテル独自のチャリティー絵画展「第21回 秘蔵の名品 アートコレクション展」を開催すると発表した。

 

秘蔵の名品アートコレクション展は、「芸術」「チャリティー」「ホテル」の3つを柱にしたメセナ活動の一環として、「ホテルの持つ社会性・公共性に着目し、社会に還元する文化活動」の構想のもと、1994年より独自の視点からテーマを掲げ開催してきたチャリティー絵画展。これまでに公開した絵画は1,580点で、延べ約51万3千人以上の来場者を集めており、総寄付金額は約1億7千2百万円にのぼる。

 

今回は「美の宴~琳派から栖鳳、大観、松園まで」をテーマに、人々が集い、祝い、心通わせる場「宴(うたげ)」に焦点をあて、さまざまに描かれる宴のさまを3つのテーマで構成。 これまで数多くの国際会議や晩餐会等国際交流の表舞台となってきた90mの大壁面「三十六人家集三十七帖」で知られる宴会場「平安の間」で開催され、近代日本画の傑作とされる竹内栖鳳《アレ夕立に》と今村紫紅《護花鈴》のほか、「琳派」を代表する酒井抱一、端正な美人画で知られる上村松園など、人と人との結びつきや巡り合いを表現した秀作約70点が集う。

 

尚、ホテルオークラ本館は2015年8月末に営業を休止し、2019年春新装オープン予定となっている。

 

【会期】2015年8月3日(月)~20日(木)

【会 場】 ホテルオークラ東京 宴会場「平安の間」(本館1階) TEL03-3582-0111

【休館】無休

【開館】9:30~18:30(入場は18:00まで)  ※8月3日(月)は12:00~

【料金】一般1,300(1,000)円 大学・高校生1,000(900)円 中学生以下無料 ランチセット券5,000円または7,000円(前売券のみ) ※()は前売り、5月7日(木)より販売開始

【関連リンク】ホテルオークラ

 

 

 


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