木村伊兵衛写真賞（主催：朝日新聞社、朝日新聞出版）の受賞候補者8名が決定した。

写真家・木村伊兵衛（1901～74）の業績を記念し1975年に創設された本賞は、今回で第40回目を迎える。プロ・アマ、年齢を問わず、昨年1月〜12月の間に優れた作品を発表した新人写真家を対象とする。前回は、『intimacy』（ナナロク社刊）を発表した森栄喜が受賞した。審査委員は岩合光昭、瀬戸正人、鷹野隆大、長島有里枝の写真家4氏とアサヒカメラ編集長の5名。選考結果は『アサヒカメラ』4月号（3月20日発売）および、朝日新聞紙面にて発表される。

8名の候補者と対象作品は次の通り（敬称略）。

■Eric　／『Eye of the Vortex』（赤々舎刊）、
写真展「GOOD LUCK HONG KONG」（M2ギャラリー）

■石川竜一　／『絶景のポリフォニー』、
『okinawan portraits 2010-2012』（赤々舎刊）

■川島小鳥　／『明星』（ナナロク社刊）

■蔵真墨　／写真展「Men are Beautiful」（ユミコチバアソシエイツ）

■武田陽介　／『Stay Gold』（タカ・イシイギャラリー刊）

■林典子　／『キルギスの誘拐結婚』（日経ナショナルジオグラフィック社刊）

■春木麻衣子　／写真展「写真の境界」（横浜市民ギャラリーあざみ野）、「みることについての展開図」（TARO NASU）ほか

■松本紀生　／『原野行』（クレヴィス刊）

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