【ニュース】 京都文化芸術プログラム2020(仮称)策定会議 開かれる

2014年08月12日 10:00 カテゴリ:最新のニュース

 

京都市は2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催を契機に、京都の文化芸術を国内外に発信し、時代に引き継いでいくことを目的とした「京都文化芸術プログラム2020(仮称)」の検討を開始、その策定会議の第1回会合が7月2日に開催された。

 

同会議は京都文化芸術都市創生審議会の下部組織として発足。委員には武者小路千家十五代元後嗣・千宗屋氏、京都市立芸術大学学長・建畠晢氏など7氏が名を連ねる。

 

初回は事務局である京都市が2020年に向けたロードマップとともに、来年度以降のリーディング・プロジェクトとして「国立京都伝統芸能文化センター(仮称)の創設を目指した先駆的取組」や「京都文化芸術インフォメーションセンター(仮称)の創設」、「文化庁と連携したアーティスト・イン・レジデンスに係る国内全体のセンター機能の整備」など5項目を提案。15年の「PARASOPHIA:京都国際現代芸術祭2015」や「琳派400年記念事業」、さらには京都市美術館再整備などによって、世界的な文化芸術都市・京都の創生へとつなげていく。

 

同会合は今後3回開催され、15年1月にプログラムを策定、17年3月に策定予定の次期創生計画へと継承される。

 

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