【新美術新聞・最新号】 2014年7月1日号発行のお知らせ

2014年06月25日 19:24 カテゴリ:最新のニュース

 

「新美術新聞」2014年7月1日号(第1348号)を発行しました。

 

1面トップでご紹介するのは、東京・町田市の町田市立国際版画美術館にて6月21日より始まった「生誕100年 関野凖一郎展」。恩地孝四郎に学び、戦前から戦後にかけて活躍した版画家・関野凖一郎のあゆみを、戦後の木版画を中心に160点の作品を通じてたどる展覧会です。著名人をモデルに写実性を求めた「肖像」や人物をモチーフにしつつも色彩や構図を研究し、新たな版画表現を追求した「人物画」、1958年のアメリカ滞在を契機に、改めて見直した日本の風景を表した「風景」など、みずみずしい好奇心を持ち続け、真摯に版画に取組んだ関野の作品世界を紹介する今展について、同館学芸員の和南城愛理さんにご寄稿いただきました。

 

 

◆2014年7月1日号のラインナップ

 

【展覧会紹介】

生誕100年 関野凖一郎展(町田市立国際版画美術館/寄稿=町田市立国際版画美術館学芸員・和南城愛理さん)、生誕100年佐藤太清展(福知山市佐藤太清記念美術館)、挑戦する日本画展 一九五〇~七〇年代の画家たち(名古屋市美術館/寄稿=名古屋市美術館学芸員・山田諭)、第36回十果会(髙島屋日本橋店6階美術画廊)ほか

 

【インタビュー】

〈青春プレイバック〉倉島思友(日本画家) 「淡々と飄々と着々と、院展画家の道を歩む」

〈フェイス21世紀〉桑原秀栄(彫刻家)「目指すは究極の〈人体〉」

 

【美術界ニュース】

「2014年前半の主な展覧会を振り返って」、「平成26年度 全国博物館長会議(第21回)開催」、「清須市 第8回 はるひ絵画トリエンナーレが絵画作品募集」ほか

 

【好評連載】

現在通信 From NEW YORK=富井玲子「色彩人間、キルヒナー」

街角アート=星野清一「現代都市のランドマーク」

 

【コラム・寄稿】

日々好日=手銭吾郎(工芸作家)「めぐりあう」

画材考=奥村美佳(日本画家)「京都で描くこと―職人の技に支えられて」

「画楽多の会」と大川美術館長の思い出=新井博(画楽多の会幹事)

 

【美術館ギャラリーガイド】 2014年7月展覧会スケジュール一覧

 

 

*毎月1日号は読者プレゼントも実施。どうぞお見逃しなく!

 

「新美術新聞」情報 http://www.art-annual.jp/news-paper/

 

 


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