LIXILギャラリーが2014年9月より日本の建築・美術界を牽引する 4人のクリ エイターを監修者に迎え、 3カ月ごとの会期で独自のテーマを掲げてきた「クリエイションの未来展」。その第7回が3月4日(金)より開催される。

今回は世界的に活躍する建築家・伊東豊雄の展覧会として、「空気をデザインする‐みんなの森 ぎふメディアコスモス‐」を開催。「みんなの森 ぎふメディアコスモス」(岐阜県岐阜市)は、2015年7月に開館して以来、既に60万人以上の人が訪れ(2016年1月時点)、周辺地域に新しい賑わいを生み出している。展覧会では「ぎふメディアコスモスの完成報告」、「オープン後どのように使われているか」、 「この先の展望」の構成からなり、コミュニケーションの場の回復とその展望を探るもの。 会場ではコンペティション時の資料から施工中の様子、オープン後、そして現在に至るまでの写真や 映像、模型など多彩な資料を展示する。

私達はグローバル経済の下で均質化を進める建築世界にあって、地域や場所に密着した建築を提唱したいと考えました。それは近代主義の先に私達が発見するべき明日の建築の先駆けとは言えないでしょうか。―伊東豊雄　(ステイトメントより抜粋)

【会期】2016年3月4日(金)～5月24日(火)

【会場】LIXILギャラリー(東京都中央区京橋3‐6‐18 東京建物京橋ビル LIXIL:GINZA 2F)

【TEL】03-5250-6530

【休館】水曜、5月22日(日)

【開館】10:00～18:00

【料金】無料

【関連リンク】LIXILギャラリー