“偶然”と“発見”をアートに――「北見明子展」が銀座で開催

2019年02月22日 10:00 カテゴリ:最新のニュース

 

「Toy blocks series」15×30㎝ 古い積み木 2018年-

≪Toy blocks series≫2018年~ 15×30㎝ 古い積み木

 

北見明子(1972年生まれ)は97年に単身渡米、ニューヨークを拠点に各国での作品発表やショーへの参加を重ね、2014年帰国。現在も国内外で広く活躍を続ける。

 

近年北見が意欲的に取り組むのは、即興的な立体やコラージュの作品。制作工程において何より大切にする“偶然性”を、アートのかたちへと変貌させる。

 

今回は昭和中期に幼稚園で使われていた積み木を用いた作品約350点を展示。来場者はそれらを手に取り自由に組み合わせることで、さまざまな表情、“偶然性”を発見することができる。誰しもが童心に立ち返る、懐かしくあたたかな情景の拡がる展覧となるだろう。

 

掲出のシリーズは今秋フランスのリヨンで開催される芸術祭「The 8th Biennale Hors Normes」にも出品予定。

 

いずれも≪Toy blocks series≫。遊び心溢れる作風からは、四児の母としての顔も伺える。

いずれも≪Toy blocks series≫。遊び心溢れる作風からは、四児の母としての顔も伺える。

 

【展覧会】「北見明子展」

【会期】 2019年3月5日(火)~17日(日)

【会場】 兜屋画廊(東京都中央区銀座8-8-17伊勢萬ビル8F)

【TEL】 03-3571-6331

【開館】 10:30~18:30(※最終日は17:00まで)

【休廊】 無休

【料金】 無料

【関連リンク】兜屋画廊

 


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