【生活工房】「坂 茂―紙の建築と災害支援」展

2015年09月30日 16:34 カテゴリ:最新の展覧会情報

 

 

世界的建築家・坂茂の活動を通じて「住環境」における地域コミュニティーの在り方について考える展覧会が世田谷区・三軒茶屋で開催される。

 

ban坂は1985年に世田谷に坂茂建築設計を設立。個人住宅から美術館などの文化施設、また被災地の支援施設まで幅広く手掛けることで知られている。1996年吉岡賞、1997年JIA新人賞、2009年日本建築学会賞作品賞、2014年には、建築界のノーベル賞とも呼ばれるプリツカー賞を受賞した。

 

その建築の特徴は、紙管をはじめとする様々な材料の特性を見出して独自の建築手法を展開することにある。80年代から再生紙でできた「紙管」に着目して、多くの研究と開発を経て、「紙の家」や「ハノーバー国際博覧会日本館」など、個人住宅から公共施設まで、それぞれが印象的で機能性が高い建築をつくりあげてきた。

 

また、その活動は大地震などの緊急時の救済の側面に着目し、「紙管」が安価でどこでも入手できるという利点を活かした「紙のログハウス」「避難所用簡易間仕切りシステム(Paper Partition System)」といった災害支援へと発展。「紙の大聖堂」「ラクイラ地震復興支援 仮設音楽ホール」など、被災地において人びとの心の支えとなる施設も精力的に建設して、人びとが直面した困難な状況を解決するための建築を実践している。

 

展覧会では会期中、自分の手で紙管による避難所を組立てるワークショップなども開催。会場では一面に避難所用の簡易間仕切システムが展開され、実際に中に入って体験することもできるという。

 

【会期】2015年11月28日(土)-12月20日(日)

【会場】生活工房ワークショップA・B/生活工房ギャラリー(三軒茶屋・キャロットタワー4階/3階) (東京都世田谷区太子堂4-1-1)

【TEL】03-5432-1543

【休館】無休

【開館】11:00~19:00(最終日のみ17:00まで)

【料金】無料

【関連リンク】世田谷文化生活情報センター 生活工房

 

 

■親子体験ワークショップ「避難所をつくろう!」

【日時】2015年12月12日(土) 15:00~16:30

【会場】生活工房5階セミナールーム

【進行】原野泰典(坂茂建築設計)

【対象】小学3年生以上の親子2人1組

【料金】500円(抽選)/20組

【申込方法】メールまたは往復はがきで件名を「避難所をつくろう参加希望」として、氏名、年齢、住所、電話番号を明記の上、下記まで申込みのこと。

[メール宛先]  info@setagaya-ldc.net

[往復はがき]  東京都世田谷区太子堂4-1-1キャロットタワー 生活工房宛

【締切】12月2日(必着) ※申込多数の場合は抽選。

 


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