【千葉市美術館】ドラッカー・コレクション 珠玉の水墨画 「マネジメントの父」が愛した日本の美

2015年05月13日 16:27 カテゴリ:最新の展覧会情報

 

珠玉の水墨画コレクション

 

雪村周継《月夜独釣図》室町時代 ドラッカー・コレクション

雪村周継《月夜独釣図》室町時代 ドラッカー・コレクション

 

「マネジメントの父」としてその名を知られるピーター・F・ドラッカー(1909〜2005)の珠玉の所蔵作品を一堂に展覧する企画展『ドラッカー・コレクション 珠玉の水墨画 「マネジメントの父」が愛した日本の美』が千葉市美術館で開催される。

 

ドラッカーは世界の企業人に多大な影響を与えてきただけでなく、その幅広い専門領域と未来への洞察によって、没後10年の今ふたたび関心が高まっている存在。そのドラッカーは若き日から日本の古美術に深い愛情を寄せ、初来日の1959 年からは、熱心に作品の蒐集もしていた。自身により「山荘コレクション」と名付けられたそのコレクションは、稀少な室町時代の水墨画を主とする点、大変珍しく個性的なものであり、また桃山時代の武人画家海北友松や、江戸時代の池大雅や浦上玉堂などの文人画、白隠などの禅画、伊藤若冲や琳派の作品も含まれている。

 

今展は、知られざる存在となりつつあった同コレクションを改めて調査し構成した、初公開作品を含む 111 点の里帰り展。コレクションの軌跡をたどり、ドラッカーその人への関心と彼が美術を通じて見た日本という視点を加えながら、新たな切り口で作品の魅力を紹介する。

 

式部輝忠《渓流飛鴨図》室町時代 ドラッカー・コレクション

式部輝忠《渓流飛鴨図》室町時代 ドラッカー・コレクション

 

(左)海北友松《れい毛図》六幅のうち 桃山時代 ドラッカー・コレクション (右)谷文晁《月夜白梅図》江戸時代 ドラッカー・コレクション

(左)海北友松《れい毛図》六幅のうち 桃山時代 ドラッカー・コレクション
(右)谷文晁《月夜白梅図》江戸時代 ドラッカー・コレクション

 

【会期】2015年5月19日(火)~6月28日(日)

【会場】千葉市美術館(千葉市中央区中央3-10-8) TEL043-221-2311

【休館】6月1日(月)

【開館】10:00~18:00(金・土曜は20:00まで、入場はそれぞれ閉館30分前まで)

【料金】一般1,200円 大学生700円 高校生以下無料

【関連リンク】千葉市美術館

 

《チケットプレゼント》

同展の招待券を5組10名様にプレゼントいたします。メールのタイトルに「ドラッカー・コレクション展チケットプレゼント」とご記入の上、①郵便番号・住所 ③氏名 ④年齢 ⑤職業 ⑥当サイトへのご意見 ⑦今後当サイトで取り上げてほしいコンテンツ を以下のメールアドレスまでお送りください。

present@art-news.co.jp

締切:5月30日(金)必着

 

 


関連記事

その他の記事