【あべのハルカス美術館】新印象派―光と色のドラマ

2014年11月10日 11:00 カテゴリ:最新の展覧会情報

 

モネ、スーラ、シニャックからマティスまで

 

ポール・シニャック《髪を結う女、作品227》1892年 エンコースティック、裏打ちされたカンヴァス 59×70 cm 個人蔵 ©Droit Réservé

 

20世紀へつながる絵画の革新を推し進めた運動のひとつ、「新印象派」に注目し、その誕生からの約20年間の流れを時間軸に沿って紹介する「新印象派―光と色のドラマ」があべのハルカス美術館で開催されている。

 

1886年、パリ。第8回目にして最後となった印象派展で、劇的な出来事が起こった。ジョルジュ・スーラをはじめとする一群の画家たちによって、かつてない描法の誕生を告げる作品が出品。それらの作品は、印象派における色彩の役割を継承しながらも、光学や色彩に関する科学的理論に基づいて色調を分割し、細かな点描で画面を構成するものだった。目に見える世界をそのまま再現することよりも、色彩そのものがもつ表現力へと関心を移したもので、20世紀初頭のフォーヴィスム誕生の源泉にもなった。

 

ジョルジュ・スーラ《セーヌ川、クールブヴォワにて》1885年 油彩、カンヴァス 81×65.2cm 個人蔵 ©Droit Réservé

 

今展では、印象派のモネの作品から始まり、スーラ、シニャックによる新印象派初期の作品、その後フランスやベルギーで次々と生み出された多様な新印象派の作品、さらにマティス、ドランの色彩溢れる作品を紹介する。スーラの描いた静かで小さな点が、マティスのダイナミックで強い色彩の表現へ至るまでの変化の軌跡を、世界各国から集結する約100点でたどる。

 

【会期】開催中~2015年1月12日(月・祝)

【会場】あべのハルカス美術館(大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス16F) TEL 06-4399-9050

【休館】月曜(11月24日、1月12日は開館)、12月29日(月)~1月1日(木・祝)

【開館】火曜~金曜=10:00~20:00、土・日曜・祝日=10:00~18:00(入館はいずれも閉館30分前まで)

【料金】一般 1,500円 大学・高校生1,100円 中学・小学生500円 障がい者手帳持参者と介助者1人は半額

【関連リンク】あべのハルカス美術館

【巡回】東京都美術館=2015年1月24日(土) ~ 3月29日(日)

 

 

■トークイベント:コラボレーション・トーク「新印象派をめぐる旅」

担当学芸員と旅行会社添乗員(近畿日本ツーリスト)のコラボレーション。新印象派の作品とその舞台となったフランス各地の魅力を絵画にちなんだ美しい風景などの写真とあわせて紹介し、バーチャルなツアーを楽しむ。

【日時】11月15日(土) 14:00~15:30

【会場】あべのハルカス会議室

【参加方法】当日16階美術館前にて13:30より入場整理券を配布。要観覧券(半券可)

【定員】150名

 

■トークイベント 「山田五郎のアートトーク」

【日時】12月20日(土) 14:00~15:00

【会場】あべのハルカス会議室

【講師】山田五郎(評論家)

【参加方法】当日16階美術館前にて13:30より入場整理券を配布。要観覧券(半券可)

【定員】300名

 

■スーラ&シニャック生誕記念Week

新印象派を代表する2人の画家の生誕日を会期中に迎えることを記念して、2人と同じ誕生月の来場者にプレゼントを贈呈

①シニャック生誕記念Week

【期間】11月11日(火)~11月14日(金)

【プレゼント】11月生まれの来場者にオリジナルポストカード、シニャックと同じ11月11日生まれの来場者には特別プレゼント

②スーラ生誕記念Week

【期間】12月2日(火)~12月5日(金)

【プレゼント】12月生まれの来場者にオリジナルポストカード、スーラと同じ12月2日生まれの来場者には特別プレゼント

 

 


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