【ACAC】 MEDIA/ART KITCHEN AOMORI -ユーモアと遊びの政治学

2014年07月25日 10:00 カテゴリ:最新の展覧会情報

 

クワクボリョウタ《lost and found》 2013年 撮影:高嶋清俊 写真提供:六甲山観光株式会社

クワクボリョウタ《lost and found》 2013年 撮影:高嶋清俊 写真提供:六甲山観光株式会社

 

日・ASEAN友好協力40周年記念事業の一環として、2013年から2014年初頭にかけて東南アジア4ヶ国で開催された国際交流基金主催の展覧会「MEDIA/ART KITCHEN(以下M/AK)」。そのコンセプトを継承し、青森独自のかたちで発展させて展開させた展覧会「MEDIA/ART KITCHEN AOMORI─ユーモアと遊びの政治学」が開催される。

 

今展は日常生活と社会のこれからの関係をユーモアや遊びの精神をもって批評的に探究する東南アジアと日本のアーティストの活動や作品を紹介するもの。参加作家は東南アジア4ヶ国のM/AK展に参加した71名のアーティストのなかから選出され、また「ユーモア」、「遊び」、「生活」、「社会」、「政治」などをキーワードに、インドネシア、タイ、日本の5名のアーティストが滞在制作による新作を発表。

 

竹内公太《録画した瞬間それは覗きになった》 2011年 Courtesy of Snow Contemporary

竹内公太《録画した瞬間それは覗きになった》 2011年 Courtesy of Snow Contemporary

 

これまでメディア・アートの作品や活動がまとめて紹介されることがなかった青森において、「ユーモア」や「遊び」を大切にするメディア・アート/アーティストの魅力を伝えるとともに、メディアとアートの関係性そのものを探求できるような場と展覧会を中心とした多彩なプログラムを展開する。

 

参加作家は萩原健一、バニ・ハイカル、堀尾寛太(※)、クワクボリョウタ(※)、毛利悠子(※)、ナルパティ・アワンガ a.k.a. オムレオ、レナン・オルティス、プリラ・タニア(※)、チュラヤーノン・シリポン(※)、ファイルズ・スライマン、竹内公太、田村友一郎

(※)はアーティスト・イン・レジデンス・プログラム参加作家。

 

毛利悠子《鬼火》 2013年

毛利悠子《鬼火》 2013年

 

ナルパティ・アワンガ a.k.a. オムレオ《PIXEL ARTS》 2013年

ナルパティ・アワンガ a.k.a. オムレオ《PIXEL ARTS》 2013年

【会期】2014年7月26日(土)~9月15日(月・祝)

【会場】青森公立大学国際芸術センター青森 (青森市合子沢字山崎152-6) TEL 017-764-5200

【開館】10:00~18:00

【休館】会期中無休

【料金】無料

【関連リンク】青森公立大学国際芸術センター青森

【関連記事】インタビュー:毛利悠子

 

■連携企画「MEDIA/ART KITCHEN YAMAGUCHI:地域に潜るアジア―参加するオープン・ラボラトリー」

【会期】2014年 7月5日(土)~9月28日(日)

【会場】山口情報芸術センター[YCAM] (山口県山口市中園町7-7) TEL 083-901-2222

【開館】10:00~19:00

【休館】火曜

【料金】無料

【関連リンク】山口情報芸術センター[YCAM]

 


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