「光であそぶ ―Wave－」アトリエオモヤ ©Atelier OMOYA

動かしたり、触れたり、参加する。鑑賞者の想像力と身体を刺激し、アナログからデジタルまで多彩な手法から生み出された作品を楽しむことができた「遊ぶ☆楽しむ☆光のアート」展（2011年）。MOA美術館でも好評をはくした内容が、新たなラインナップから、ふたたびこの夏に開催される。

来館者が柱の近くを歩くと、暗がりから鳥や動物の「かげ」が現れる「Cage for Kage」（プラプラックス）や、表面の布をはためかせると、約2万個のビー玉をしきつめた光の水面が美しく輝く「光であそぶ―Wave－」（アトリエオモヤ）など、12作品が出展。

国内外で活躍するメディア・アーティストによる作品は、子どもから大人まで夏休みにぴったり。「光」がしかける不思議な驚きを家族で体感できるだろう。

「Cage for Kage」プラプラックス（近森基/久納鏡子/筧康明/小原藍） ©plaplax

【会期】 2014年7月11日(金)～9月3日(水)

【会場】 MOA美術館（静岡県熱海市桃山町26－2）☎0557－84－2511

【休館】 木曜（ただし、7月31日、8月7日、8月14日は開館）

【開館時間】 9：30～16：30（入館は閉館30分前まで）

【料金】 一般1600円 高校・大学生800円 中学生以下無料 シニア割引（65歳以上・要身分証明）1200円

【関連リンク】 MOA美術館

【関連記事】

MOA美術館 2014年は熱海市のコンセプトと連携

国宝「紅白梅図屏風」と所蔵琳派展