【奈良】 連続・反復の美―文様に込められた想い―

2014年07月01日 17:01 カテゴリ:最新の展覧会情報

 

「色絵亀甲花詰文角徳利」 日本・江戸時代

古来、連続する渦巻文、唐草文様あるいは印仏・摺仏、千体仏の造形には、視覚的に心地よくリズミカルな美しさがあり、生命力や再生の意味を持つとされ、そこには篤い信仰心が込められている。

 

今展では「連続する文様」として主に東アジアの工芸作品、「反復する図像」として千体仏や仏教版画を展示する。連続文様や反復された図像が本来持つ意味に想いを馳せながら、連続・反復によるデザイン性と装飾的な美しさを楽しもうとする企画。

 

【会期】 7月4日(金)~8月17日(日)

【会場】 大和文華館(奈良県奈良市学園南1-11-6) ☎0742-45-0544

【休館】 月曜、ただし7月21日(祝)は開館、翌22日(火)休館

【開館時間】 10:00~17:00(入館は16:00まで)

【料金】 一般620円

【関連リンク】 大和文華館

 

「新美術新聞」2014年7月1日号(第1348号)4面より

 

 


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