【大阪】奥田真澄展人をめぐる物語

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2014年04月14日 18:18　カテゴリ:新制作協会

「藍色の日々」　2014年　60×48×35㎝　テラコッタ

奥田真澄(1971年奈良県生まれ、新制作協会会員、三重大学教育学部美術科准教授)の作品は見る者の感情を反映するように様々な表情を見せてくれる。

人間の表情は刻一刻と移り変わるが「不確かであっても心に残る出来事を彫刻にする」という奥田の手による作品たちには独特のリアリティが宿る。また衣服の模様が彩色されることで現実味が増し、より強い印象が生まれている。

今展では彫刻20点に加え、ドローイング6点が出品され、その世界観を十分に堪能できるだろう。昨年、佐久市立近代美術館に収蔵されるなど勢いが増す奥田の技に注目したい。

【会期】 4月16日(水)～22日(火)

【会場】髙島屋大阪店6階ギャラリーNEXT (大阪市中央区難波5-1-5) ☎06-6631-1101

【休廊】無休

【料金】無料

「新美術新聞」2014年4月11日号(第1341号)4面より

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