【神戸】 フルーツ・オブ・パッション ポンピドゥー・センター・コレクション

2013年12月27日 16:38 カテゴリ:最新の展覧会情報

 

エルネスト・ネト 「私たちはあの時ちょうどここで立ち止まった」 2002 © Ernesto Neto
Photo © Centre Pompidou, MNAM-CCI / Georges Meguerditchian – /Dist. RMN-GP

 

フランスのポンピドゥー・センター内にあるパリ国立近代美術館は、1977年の開館以来、ニューヨーク近代美術館と並んで近・現代美術に関する世界で最も重要な拠点のひとつとして知られている。特に現代美術の収集は活発に行われ、巨匠から現在活躍中の美術家の作品にいたるまで、幅広く刺激的な内容を持つコレクションは常に増加を続けている。

 

今展では、同館の支援団体である友の会が2002年に立ち上げた「現代美術プロジェクト」によって、ここ10年間に収蔵された現代美術のコレクションを中心に、現代美術の最前線の様相を示す作品群を展示。現代美術の巨匠の作品6点を加えた25作家31点を見ると、活力あふれる多様な美術表現が感じられる。ファラー・アタッシ、ハンス=ペーター・フェルドマン、イザ・ゲンツケン、アグネス・マーチン、エルネスト・ネト、ジェイソン・ローズ、ツェ・スーメイなど、ヴェネツィア・ビエンナーレといった国際舞台で活躍する作家だけでなく、サイ・トゥオンブリー、ダニエル・ビュラン、ゲルハルト・リヒターなど現代美術の巨匠たちの作品も見られる。

 

他館への巡回はない。友の会メンバーと館の二人三脚がもたらした、先進的かつ精力的な作品収集活動=「情熱の果実」(フルーツ・オブ・パッション)を神戸で味わおう。

 

【会期】 2014年1月18日(土)~3月23日(日)

【会場】 兵庫県立美術館(神戸市中央区脇浜海岸1-1-1)☎078-262-0901

【休館】 月曜

【開館時間】 10:00~18:00、金・土曜は20:00まで(入館は閉館30分前まで)

【料金】 一般1300円 大学生900円 高校生・65歳以上650円 中学生以下無料 障がい者手帳持参者と介助者1名は各当日料金の半額

 

【イベント情報】

 

国際シンポジウム「あさっての美術館」

【日時】 1月19日(日)13:30~16:00

【会場】 ミュージアムホール

【パネリスト】
アルフレッド・パックマン(ポンピドゥー・センター国立近代美術館長)、ニール・ベネズラ(サンフランシスコ近代美術館長)、ラース・ニッティブ(「M+」西九龍文化地区エグゼクティブディレクター)、蓑豊(兵庫県立美術館長)

【料金】 無料

【申込】 要事前申込(先着250名)

【問合せ】 兵庫県立美術館 営業・広報グループ(☎078-262-0905)

 

【関連リンク】 兵庫県立美術館「フルーツ・オブ・パッション ポンピドゥー・センター・コレクション」

 


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