【六本木】 印象派を超えて―点描の画家たち ゴッホ、スーラからモンドリアンまで

2013年10月28日 18:01 カテゴリ:最新の展覧会情報

 

フィンセント・ファン・ゴッホ「種まく人」 1888年 油彩/カンヴァス 64.2×80.3㎝ クレラー=ミュラー美術館 ©Collection Kröller-Müller Museum, Otterlo, the Netherlands

フィンセント・ファン・ゴッホ「種まく人」 1888年 油彩/カンヴァス 64.2×80.3㎝ クレラー=ミュラー美術館 ©Collection Kröller-Müller Museum, Otterlo, the Netherlands

 

19世紀末から20世紀前半のヨーロッパ絵画において色彩は1つの表現として独立する。

 

その萌芽は印象派の筆触分割に見出せるが、新印象派のスーラは独自の点描技法と「分割主義」の理念を新たに開拓した。色彩を純色の小さな点に分解して描く分割主義は多くの画家に影響を与える。

 

今展ではその誕生と展開、そしてモンドリアンなどの抽象主義へと至る過程をファン・ゴッホのコレクションで知られるクレラー=ミュラー美術館の特別協力のもと、約90点の名作で紹介。点描と色彩の魅力を堪能出来る。

 

【会期】 10月4日(金)~12月23日(月・祝)

【会場】 国立新美術館(東京都港区六本木7-22-2)☎03-5777-8600

【開館】10時~18時、金曜日は20:00まで (入場は閉館の30分前まで)

【休館】 火曜

【料金】一般1500円 大学生1200円 高校生800円

【関連リンク】 国立新美術館

 「新美術新聞」2013年11月1日号(第1327号) 4面より

 


関連記事

その他の記事