【長野】 Kurasawaコレクション展 -故郷への思い、そして恩返しに

2013年07月26日 16:11 カテゴリ:最新の展覧会情報

 

林倭衛「小村風景(小径)」 1922年

林倭衛「小村風景(小径)」 1922年

自身の郷土「信州」にこだわり、ゆかりの画家たちを収集するコレクター・倉沢紀武氏。当初、日本画や著名な作家の版画などを集めていたが、梅野隆・開催館前館長との出会いから「郷土」作家をテーマと定め、豊かなコレクションを形成してきた。

 

今展には、山本鼎、石井柏亭、中村直人、小山敬三、丸山晩霞など、18作家100余点を展示。信州を愛した作家、描いた作品の数々に、コレクターの矜持も見てとれる。なお、倉沢氏は現在、同館友の会会長。そして、展示作中87点がこの機会に東御市へ寄贈された。

 

倉田白羊「雲のかげ」 1933年頃

倉田白羊「雲のかげ」 1933年頃

【会期】 2013年6月15日(土)~8月25日(日)

【会場】 東御市梅野記念絵画館(長野県東御市八重原935-1)

☎0268-61-6161

【休館】 月曜、祝日のとき翌日

【開館時間】 9:00~17:00(入館は閉館30分前まで)

【料金】 高校生以上800円 15名以上団体700円

【関連リンク】 東御市梅野記念絵画館

 

 

「新美術新聞」2013年8月1・11日号(第1319号)9面より

 

 


関連記事

その他の記事