【名古屋】 上村松園展

2013年04月13日 15:35 カテゴリ:最新の展覧会情報

 

「庭の雪」 1948年 山種美術館蔵
※後期展示(5月14日~6月2日)

74年の生涯をひたすら絵の道に捧げた女流画家・上村松園(1875~1949)。明治・大正・昭和と日本美人画の歴史に残る数々の傑作を世に送り出し、1948年には女性として初めて文化勲章を受章。女性の清らかな気品や古き良き京都の風俗を、迷いのない線と丹念な彩色をもって描いた作品は、今なお人々の心を魅了してやまない。

 

名古屋市美術館の開館25周年を記念し奈良・松伯美術館の特別協力を得て開催される本展では、1人の画家として、また女性として、困難に立ち向かいながらも変わらぬ姿勢を貫いた松園の生き方に焦点を当て、年代ごとの5章構成でその画業を紹介する。

 

また、本展は出品される約90点の作品のうちおよそ30点がプライベートコレクションという内容で、「花嫁」(奈良ホテル蔵)や「雪」(個人蔵)など、10年以上美術館で展示されていない隠れた名品が登場するほか、数十年間公の場で展示されたことがなく、今年新たに飛騨高山の光記念館に収蔵された「紫式部図」を、光記念館での展示に先立ち美術館として初めて公開するなど、本展でなければ滅多に見ることができない名品がずらり。日本画家・上村松園による美人画の世界を堪能するには絶好の展覧会、この貴重な機会を逃さず、ぜひとも足を運んでいただきたい。

 

「青眉」 1934年 吉野石膏株式会社蔵(天童市美術館寄託)

【会期】 2013年4月20日(土)~6月2日(日)

【会場】 名古屋市美術館 (名古屋市中区栄2-17-25)

☎052-212-0001

【休館】 月曜、祝日のとき翌日

【開館時間】 9:30~17:00、5月3日(金・祝)を除く金曜日は20:00まで (入場は閉館の30分前まで)

【料金】 一般1,300円 高大生900円 小中生500円

【関連リンク】 名古屋市美術館

 

 

 

 

 

「新美術新聞」2013年4月21日号(第1311号)4面より

 

 


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