「パープルーム」が相模原の活動拠点で展覧会を開催!!

2016年06月21日 12:57 カテゴリ:最新のニュース

 

 

アーティスト・梅津庸一が率いるアーティスト集団「パープルーム」は、去年の「パープルーム大学物語」に続き「パープルタウンにおいでよ」を開催する。

 

パープルームは、教育機関である「パープルーム予備校」、ウェブサイト「パープルームHP」、移動式の画廊「パープルームギャラリー」、機関誌の役割を果たす「パープルームペーパー」、「パープルームクッキング」、「パープルミーティング」など様々な活動を横断する運動体の名称であり、会場となる「パープルーム予備校」は「パープルーム」の拠点。

 

「パープルーム予備校」は明治期の近代化に伴い突貫でつくられた美術教育制度に於ける、美術予備校という裏舞台を召還しつつもその見立てを破壊していくものとして2013年に始動した。梅津はこの「パープルーム予備校」について次のように記している。

 

2013年に始動した「パープルーム予備校」はここ数年の活動を経て、表現様式や理念や出自で括られていた○○派(school)とは違ったつながりを構築するに至った。そのつながりは、かつては潜伏していたため見えにくかった名付け得ないゲル状のものたちを凝固してしまう前にあぶり出し、観測範囲/活動範囲を拡張した。

 

「パープルーム予備校」、「パープルーム見晴らし小屋」、「ゼリー状のパープルーム容器」という3つの施設にまたがる今展では、梅津のほかパープルーム予備校から安藤裕美、アラン、あま、智輝が参加。また平山昌尚とパープルーム予備校による無料配布されるパープルタウンの地図や百頭たけしによるパープルーム予備校、及びその周辺の撮り下ろし作品など多種多様な作家・作品が入り乱れる。

 

出品作家

有馬かおる、大島智子、KOURYOU、坂本夏子、鋤柄ふくみ、im9、マグ、タカハシ’タカカーン’セイジ、原田裕規、だつお、リスカちゃん、福士千裕、マジカル商店、平山昌尚、百頭たけし、伊藤存、パープルーム予備校(安藤裕美、アラン、あま、智輝、梅津庸一)

 

梅津庸一「病気になった絵画、あるいは在宅介護」2016

梅津庸一「病気になった絵画、あるいは在宅介護」2016

 

百頭たけしが座間基地へ向かう県道207号線で撮影した写真。

百頭たけしが座間基地へ向かう県道207号線で撮影した写真。

 

鋤柄ふくみ 「パープルームの群像」2015

鋤柄ふくみ「パープルームの群像」2015

 

諸芸術のタテモノたちが佇む聖なる廃墟ー KOURYOU 「諸芸術のタテモノたちが佇む聖なる廃墟」2016

KOURYOU 「諸芸術のタテモノたちが佇む聖なる廃墟」2016

 

パープルームHP大島ー大島智子 パープルームHPより

大島智子 パープルームHPより

 

パープルームHP有馬ー有馬かおる パープルームHPより

有馬かおる パープルームHPより

 

パープルーム予備校のアー写。撮影はスタジオボイスなどで知られる菊池良助。

パープルーム予備校のアー写。撮影はスタジオボイスなどで知られる菊池良助。

 

【会期】2016年7月10日(日)~7月19日(火)

【会場】パープルーム予備校/パープルーム見晴らし小屋/ゼリー状のパープルーム容器(神奈川県相模原市中央区清新3-13-19 インベストメント清新 303号室)

【休廊】無休

【開廊】12:00~20:00

 


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