「新美術新聞」2014年11月11日号（第1360号）を発行しました。

今号1面トップでは、11月19日から25日まで髙島屋日本橋店6階美術画廊で開催される「笠井誠一展―静物（もの）とのかたらい―」をご紹介しています。立軌展を中心に、日本人が不得手とする理知的な造形思考を徹底した独自の静物表現を発表し、高い評価を受ける洋画家・笠井誠一。来年には郷里札幌の札幌芸術の森美術館で初の大回顧展が開催される笠井の新作展について、平塚市美術館館長代理の土方明司氏がテキストを寄せてくださいました。

◆2014年11月11日号のラインナップ

【展覧会紹介】

笠井誠一展―静物とのかたらい―（髙島屋日本橋店6階美術画廊／寄稿＝平塚市美術館館長代理・土方明司氏）、憬色―手塚雄二展（日本橋三越本店本館6階美術特選画廊）、“祈り、信じる力”日本 国宝 展（東京国立博物館 平成館）、髙木聖雨書展（和光 本館6階和光ホール）、古都鎌倉に魅せる 香坡の書画三昧ほか

【美術界ニュース】

「美術館連絡協議会2014年度総会 開かれる」、「長崎の教会群とキリスト教関連施設及び国立西洋美術館 世界文化遺産推薦へ」、「第26回 國華賞受賞者決まる」、「あいちトリエンナーレ2016 テーマが決定」ほか

【好評連載】

PARIS発＝安部雅延「多様性の追求―フランスの現代美術」

【コラム・寄稿】

日々好日＝絹谷幸太（彫刻家）「マグマの合掌」

追悼 森本紫雪氏＝安井収蔵（美術評論家）「水墨画家、森本紫雪を悼む」

【グラフ】

創立60周年記念 一陽展、第78回 自由美術展、第86回 新構造展ほか

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