洋画

     
   

しとしと降る雨に濡れて咲く花は青、紫、桃色がふんわりと混ざり合い、初夏の雨の日特有の霞がかかったような空気の中でとても幻想的。花の色が徐々に変わっていく為、花言葉は、「移り気」。白いのだけは、広くて優しい心をもっているとされ、「寛容」。そういう沢山の紫陽花をギューと詰め込んだリースを描いた。


花屋にいつでも定席がある薔薇。初春のある日、めったに見ない色と形をしたものに出くわす。さらにその横には、ふっくらとして見事な白いスイートピーが。思わず口ずさんでしまいそうになるあの歌が脳裏に。次の店で目に飛び込んできたのは、若葉色のマスカットとルビー色の葡萄。速攻で全てをプレートにコーディネート。

   

 
 

山本智子

YAMAMOTO TOMOKO

油画アーティスト、国際美術家協会会員
 
東京生まれ。文京区本郷・東大前界隈で育つ。目黒区在住。
上智大学外国語学部卒業 シカゴ大学大学院修士課程 修了(1991年)
第16回日本・フランス現代美術世界展日仏賞受賞(2015年)

個展:2018年 藤屋画廊(銀座)にて「神秘の花花」。2019年 ギャラリー・ル・シェル・ブルー(自由が丘)にて「心なごむ“花と果実”」、他フランス、フィンランド、六本木でも開催。
グループ展:サロン・ドトーヌ展、ル・サロン展他ヨーロッパ、アメリカなどの主要国際美術展に多数出品。
 

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