洋画

     
   

パリ左岸の中心地であるサンジェルマンは、フランス文化を象徴するような知的で落ち着いた雰囲気があり、私の最も好きな街である。<br />
いきいきとしたパリの気配と、そこに暮らす人間への温かな眼差しがそこにあった。


パリでも数少ないワインを量り売りする店が、バスティーユからアリーグルの市場へ向かう通りにある。店の入り口近くには、大きなワインの酒樽が横にして積み重ねられている。店内は素朴なインテリアで、壁には絵が掛けてあり、酒樽をテーブル代わりに使っている。ワインを飲みながら殻付きの牡蠣にレモンの汁を掛けて食べる。それはとても美味である。

   

 
 

大森良三

OMORI RYOZO

真美術家協会顧問、東京岩手美術会委員、大網白里町美術会会長
 
1942年
1973年
1980年
1981年
1984年
1992年
 
1994年
2003年
2007年

岩手県生まれ。松田ヨシオ、里見勝蔵に師事
神奈川県展最高賞受賞
初渡仏(以後毎年のようにパリを訪れる)
群炎美術協会会員となる
爽蒼美術協会の設立に参加
ル・サロンに入選
群炎展群炎美術協会賞受賞
画業30周年記念個展を開催(個展を中心とした制作発表を続ける)
群炎展内閣総理大臣賞受賞
大森良三個展をパリ3区市庁舎で開催

 
     

一覧へ戻る