書

     
   

枯蓮の句意に合うよう、素紙に山馬筆を用いました。放ちで渇筆を意識し、紙面の間に書きながら、外への方向性を考慮し、また字間の間と全体の空間とを、対峙させながら素朴感を表現してみました。


五尺×五尺の額に、紫式部日記を、半切三枚の料紙に細字で書きました。文節の中に和歌が入りますので、行立ての変化、疎密の変化、潤滑の変化を考慮しながら、上、中、下の三段での文字群と空間との対峙をリズミカルに表現してみました。

   

 
 

慶徳紀子

KEITOKU NORIKO

毎日書道会評議員、日本書道美術院理事、全日本書道連盟評議員、日展会友、
かな作家協会副理事長、恒香会代表、朱香会主宰
 
1941年
1963年
1966年
1977年
1979年
1982年
1985年
1996年
2001年
2007年
 
2013年
2014年
東京生まれ
大東文化大学卒業
日展初入選
毎日展準大賞受賞
第1回朱香会書展(以後主宰32回)
毎日展審査員
第1回慶徳紀子書展
第2回慶徳紀子書展
第3回慶徳紀子書展
今、慶徳紀子の仕事 白黒金銀朱展
毎日書道顕彰受賞
今、慶徳紀子の世界 伊勢と源氏展
サンスター国際賞受賞

 
     

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