日本画

     
   
初雪に喜びはしゃぐ我が家の愛犬(雑種・メス)の様子を描きました。<br />
ふわふわの冬毛に雪をはねかえしながら「一緒に遊ぼう!」とうれしそうに私を見上げた瞬間を切り取ってみました。
ある少女の夏休みの1ページを切り取ってみました。<br />
ひまわり畑の中の小径を元気に駆け抜けていく少女は、まるでお日様の国に迷い込んだアリスのよう?<br />
白い余白の部分を多めにとって、眩しい夏の午後を表現しました。
藤の花が風に遊び、紫の光が揺れる晩春の昼下がり。<br />
一羽の蒼鷺が魚たちの織りなす波紋に誘われ、そっと水辺に舞い降りた。<br />
さあ、紫の宴をはじめよう。<br />
墨の濃淡だけで、薄紫色の幻想的な世界を表現してみました。

   

 
 

石関真壽

ISHIZEKI SHINJU

国画水墨院常任理事

 
1972年東京生まれ。
早稲田大学卒業。原壽美に師事。これまでに、日中水墨画合同展協会賞、総合水墨画展優秀賞、同作家部門準大賞・講談社賞、国画水墨院展文部科学大臣奨励賞、第15回展記念特別賞など受賞多数。新聞、書籍等の挿絵も多く手掛ける。

 
     

一覧へ戻る