【新美術新聞・最新号】 2012年11月11日号発行のお知らせ

2012年11月06日 15:29 カテゴリ:最新のニュース

 

「新美術新聞」2012年11月11日号 を発行しました。

 

1面トップは「卒寿記念 高木聖鶴書展」。かな書作家の高木聖鶴(1923年岡山県生まれ、文化功労者、日展参与)は、流麗優美なかな書のみならず、力強い漢字作品でも人びとを魅了してきました。今展では、万葉集や古今和歌集、芭蕉や子規の俳句を題材に、三十六歌仙の秀歌をパネル仕立てに誂えた作品などを展示。本展にあたり、東京国立博物館副館長・島谷弘幸氏に寄稿していただきました。

 

5面では「退任記念展 中島千波 人物図鑑」特集です。1994年より東京藝術大学美術学部デザイン科で教鞭を執る中島千波氏が、2013年3月をもって退任します。その退任記念展では、初期の「窓」連作から「衆生」、「形態」、「眠」、「空」、「identity」、「existence」シリーズまでライフワークである形而上的作品53作品を一堂に展覧します。藝大入試から院展出品、公募「アーティストグループ―風―」展まで、その作家活動の軌跡を、本紙発行人・油井一人がインタビューしました。

 

毎月のインタビューコーナー「ときの人」。今回は、今年開廊50周年を迎えた銀座スルガ台画廊の代表・串田光子さんにご登場いただきました。

 

 

◆2012年11月11日号のラインナップ

【展覧会ニュース】 卒寿記念 高木聖鶴書展(和光ホール)、特別展 中国 王朝の至宝(東京国立博物館)、川﨑鈴彦 平成のおくのほそ道(市川市東山魁夷記念館)

 

【特集】 「退任記念展 人物図鑑 中島千波」-人物表現にかけた想いの描跡/中島千波インタビュー、寄稿:天野一夫(豊田市美術館チーフキュレーター)

 

【インタビュー】 串田光子さん(銀座スルガ台画廊代表) 「文化の薫りを放ち新人育成を続けて半世紀」

 

【特別寄稿】 「『38年目のインドでの個展』報告記」=畠中光享(日本画家、アーティストグループ―風―会員)

 

【美術界ニュース】 文化勲章に松尾敏男氏、高階秀爾氏

 

【好評連載】 島尾新、安部雅延
【コラム】 日々好日=松村公嗣(日本画家、日本美術院同人・理事) 北から南から=神田日勝記念美術館

 

【BOOK REVIEW】 『中井貞次作品集』、上原昭二『絵画に魅せられて』、村上隆著『創造力なき日本』 ほか

 

「新美術新聞」情報 http://www.art-annual.jp/news-paper/

 


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