大原美術館で「戦争と美術」テーマの講座開催―講師に河野元昭、三浦 篤、会田 誠、高階秀爾

2018年07月04日 17:00 カテゴリ:最新のニュース

 

 

所蔵作品・作家にスポットを当てつつ、芸術・文化に関する第一線の知を紹介する大原美術館の美術講座。第44回は「シリーズ戦争と美術Ⅱ 東西・古今」と題して、いにしえから現代まで、幅広い歴史的流れの中で戦争と美術の相互関係を紹介する。美術において戦争はどのように表現されたのか、あるいは、戦争に対して美術はどのような役割を果たしたのか。平時では一見無関係に思える戦争と美術の関係を、日本・西洋美術史研究、そして現代の表現に最前線で携わる講師陣の話を通じて様々な角度から考える。

 

①2018年7月28日(土)10:20~11:40
河野元昭(静嘉堂文庫美術館館長)
:「なぜ、描かれたのか?戦いの表象――平治物語絵巻から日本現代アートまで」

 

②2018年7月28日(土) 13:10~14:30
三浦 篤(東京大学教授)
:「西洋の戦争表象とその広がり――19世紀フランス絵画から藤田嗣治の戦争画へ」

 

③2018年7月29日(日)10:00~10:30
会田 誠(美術家)
:「雑感・戦争と美術」

 

④2018年7月29日(日) 10:40~12:00
高階秀爾(大原美術館館長)
:「記録と記憶――イメージの力」

 

⑤2018年7月29日(日) 13:30~15:30 総合討議

 

会場は、大原美術館の隣に位置する倉敷国際ホテルの「藤の間」。定員は170名で事前予約制。料金は一般5,000円、大原美術館後援会会員2,000円、学生(先着20名まで)1,000円。電話(086-422-0005)もしくはEメール(koza@ohara.or.jp)にて、「名前(フリガナ)」「電話番号」を明示のうえ申込みを。

 

【関連リンク】大原美術館

 


関連記事

その他の記事