村上隆企画、『美術手帖』が増刊号でニューヨークのアートシーン最前線を特集

2015年08月28日 09:40 カテゴリ:最新のニュース

 

 

『美術手帖』(株式会社美術出版社)は村上隆が企画し、ニューヨークのアートシーンの最前線を紹介する増刊号を8月29日(土)に刊行する。

 

同書では、ニューヨーク在住のキュレーター、アンドレア・ニュースティンをナビゲーターにむかえ、現在のニューヨークアートシーンの最新情報を紹介。「ビデオ・シミュレーション」という進化し続ける媒体を用いるイアン・チェン、テキストとイメージの間の緊張に満ちたスペースを探求するR・H・クエイトマン、彫刻、インスタレーション、そしてテキストの境界をまたぐダレン・ベイダー、細菌や臭気を美術へと昇華させる方法を探るアニカ・イ、そして、政治や社会問題に対する多様な実践と、実験的な出版業を手がけ、昨年ヒューゴ・ボス賞を受賞したことも記憶に新しいポール・チャンの5名を取り上げ、彼らの表現と実践についてインタビューを収録している。

 

 

また次代を牽引する20人の作家紹介では、ファッションやコメディーといった、アートとの開かれた対話も含む、多様化する時代に呼応する20通りの表現をピックアップ。

 

そのほかアートシーンに欠かせないプレイヤーであるキュレーターやギャラリストへのインタビューも慣行、グローバルで実験的な展示を行うアートスペース、スカルプチャーセンのルーバ・カトリブ、ロウワーイーストサイドに位置する新進気鋭のギャラリーを運営するデヴィッド・ルイスなど5組が登場する。

 

価格は1,500円(税抜き)で日本語と英語のバイリンガル表記。

 

 

 


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