【イベント】 テーマは「石舞台と風の宴」―仙養ヶ原シンポジウム、広島で開催

2012年08月15日 18:19 カテゴリ:最新のニュース

 

広島県東部の神石郡神石高原町「仙養ヶ原ふれあいの里」で、彫刻とデザインのイベント「仙養ヶ原シンポジウム」がまもなく開かれる。

 

このイベントでは、昨年夏に開かれた「仙養ヶ原石彫シンポジウム2011」に引き続き、広島ゆかりの造形作家や、広島市立大学学生など14名により公開制作と作品展示が行われる。

 

今回のメインテーマは「石舞台と風の宴」。期間中、ふたつのプロジェクトが進められる。

 

ひとつは彫刻領域による「石舞台」プロジェクト。神石郡にかぎらず、広島県北部は全国的にも神楽が盛んな地域。同地で産出する玄武岩を用い、神楽の上演が可能な「石舞台」をつくるとともに、各々の作家が恒久展示を前提とした石の彫刻作品を制作する。

 

もうひとつは「Wind Bauquet」プロジェクトで、デザイン領域の教員や学生が「Wind Bauquet(風の宴)」をテーマに自由な素材を用いた立体作品を制作する。

 

「石舞台」プロジェクトでは、8月22日(水)から9月6日(木)まで公開制作を実施し、9月9日(日)より作品展示(常設)。また、「Wind Banquet」プロジェクトでは、8月22日(水)から27日(月)まで作品制作し、9月1日(土)から9日(日)まで公開展示する。各プロジェクトの参加作家は次の通り(敬称略)。

 

「石舞台」プロジェクト

土井満治/三宅良子/山川真紀/西尾愛/長野真紀子/野方健司/園田昴史/前川義春

 

「Wind Banquet」プロジェクト

藤江竜太郎/石田真理/新井夕稀/入谷有美/児玉沙織/横佩裕司/吉田幸弘

 

なお、9月9日(日)には、広島市立大学芸術学部と尾道市立大学芸術文化学部の教員・学生による交流プログラム「キャンプ★キャンパス仙養ヶ原2012」も行われる。

 

 

神石高原アートプロジェクト2012

仙養ヶ原シンポジウム2012 石舞台と風の宴

【会期】 2012年8月20日(月)~9月9日(日)

【会場】 仙養ヶ原ふれあいの里(広島県神石郡神石高原町上豊松72-8)

☎0847-82-2823 

【関連リンク】 神石高原アートプロジェクト 仙養ヶ原シンポジウム 2012

 


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