【ニュース】 草間彌生のかぼちゃ3作品が高松市「丸亀町グリーン」で期間限定展示

2013年08月06日 11:28 カテゴリ:最新のニュース

 

2012年4月に開業、55店舗の商業施設とホテル、住宅、広場、駐輪・駐車場を集積させた香川県高松市の複合施設「丸亀町グリーン」で、7月28日(日)より、世界的に活躍する前衛芸術家・草間彌生のかぼちゃ作品が期間限定展示されている。

 

(左)「カボチャの精」 2013年 ©YAYOI KUSAMA (中)「PUMPKIN」 ©YAYOI KUSAMA (右)「PUMPKIN 2011」 ©YAYOI KUSAMA

 

本展示の目的は、「瀬戸内国際芸術祭により高松のアートへの関心が高まる中で、市街地に作品を展示することで市街地へ観光客を誘致し、街のにぎわいの創出を図るとともに、ワークショップなどを通じた交流を促し、地域コミュニティの育成と新しい香川の文化を育む」というもの。「瀬戸内国際芸術祭2013」が閉幕する11月4日(月・祝)まで続けられる。展示されるのは、草間が初めて石を素材として制作した新作の彫刻作品で世界に先駆けての公開となる「カボチャの精」と直径約60cm、高さ約60cmのかぼちゃ作品「PUMPKIN」。加えて8月24日(土)、25日(日)に、発光するかぼちゃの巨大バルーン「PUMPKIN 2011」が2日間限定で展示される。

 

 

「カボチャの精」2013年 除幕式の様子

展示初日となる7月28日(日)には、同施設東館1階けやき広場にて「カボチャの精」の除幕式が行われ、香川県副知事・天雲俊夫氏や高松市長・大西秀人氏、同施設の運営を受託する森ビル都市開発株式会社 代表取締役社長・山本和彦氏ら関係者が出席。草間彌生の新作を心待ちにしていた多くの人々とともに新作の発表が祝われた。

 

 

 

 

また、同施設では作品の展示にあわせて、子供向けワークショップの開催や作品をモチーフにしたスイーツなど飲食店での展示記念メニューの展開、アート関連グッズの販売や草間彌生グッズコーナーの設置なども実施されており、多くの人々で賑わいを見せている。今夏、「瀬戸内国際芸術祭2013」への参加を予定している人は、ぜひ高松市内まで足を伸ばして「丸亀町グリーン」にも訪れてみてほしい。

 

 

「カボチャの精」 2013年 が展示された東館1階けやき広場

丸亀町グリーン

〒760-0029 香川県高松市丸亀町7-16  ※アクセス

☎087-811-6600

【開館時間】 11:00~20:00

【関連リンク】 丸亀町グリーン

 

 

 

 

 

 


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