【展覧会】 ノルマンディー印象派フェスティバル2013

2013年04月10日 10:08 カテゴリ:最新のニュース

平松礼二作品約26点がジヴェルニー印象派美術館で今夏展示

 

 

平松礼二 「色彩のカルテット―睡蓮」 2011年180.0×420.0㎝ 六曲一隻

平松礼二 「色彩のカルテット―睡蓮」 2011年 180.0×420.0㎝ 六曲一隻

 

 

平松礼二氏

平松礼二氏

日本画家・平松礼二(1941年東京生まれ、名古屋育ち、鎌倉市在住、無所属、06年町立湯河原美術館・平松礼二館開館)の約26作品が、フランスの第2回「ノルマンディー印象派フェスティバル2013」の一環としてジヴェルニー印象派美術館(公立)にて、「平松礼二~睡蓮の池・モネへのオマージュ」(7月13日~10月31日)として展示発表される。

 

〈フランスが認め世界平松礼二氏に発信する日本画家の快挙〉として3月8日(金)日仏会館にて関係者を集め報道発表が行われた。平松礼二氏をはじめ、石川健次(東京工芸大学教授)、小山ブリジット(武蔵大学教授)、加藤満憲(日本音楽出版株式会社社長)、樋口裕嗣(愛知大学常務補佐)、土肥直彦(㈱S&D社長)各氏らにより、今展の意義、内容等が紹介された。今フェスティバルでは印象派の画家が数多く扱った「水」をテーマに絵画、写真、演劇、音楽、映画、建築など600以上のイベントを予定。その一環として、モネの睡蓮などジャポニスム作品にインスピレーションを受けた平松作品がジヴェルニー印象派美術館より招聘され、展観される。

 

六曲一双、四曲一双、六曲一隻などの屏風大作を含む日本画約26点(1点を除く他は全て新作)がこの夏海を渡る。それら平松作品は同館に買上げとなりそのまま収蔵されることとなる。他にモネの油彩画、デッサン6点、そして喜多川歌麿、葛飾北斎、歌川広重など27点の浮世絵も同時展示される。

 

 

「新美術新聞」2013年4月1日号(第1308号)3面より

 

【関連サイト】 ノルマンディー印象派フェスティバル


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