「温故知新−On Kawara&Donald Judd」

昨年10月、目黒ハウスで開催された際の会場風景　提供：(公財)現代芸術振興財団

昨年10月、東京・目黒の目黒ハウスで行われた展覧会「温故知新−On Kawara&Donald Judd」が京都の老舗帯問屋・誉田屋源兵衛に巡回、2月21日から4日間の会期で開催される。同展は「コンセプチュアル及びミニマル・アートと和の空間の融合」をテーマに、現代アートのコレクターで(公財)現代芸術振興財団会長を務める前澤友作氏のコレクションの中から、河原温とドナルド・ジャッドの作品を展示するもの。

今展において河原温は単一色で塗られたキャンバスに、その絵が制作された日付を、河原温がいた現地の言語・文字で白色で描いた「日付絵画／デイトペインティング」シリーズを展示。またドナルド・ジャッドは立体作品が和の空間に設置される。

目黒で開催された際は河原温＆ドナルド・ジャッドと和の空間の融合に目を見張る鑑賞者も多かった同展。京都ではまた一味違う表情を見ることができるだろう。

昨年10月、目黒ハウスで開催された際の会場風景　提供：(公財)現代芸術振興財団

昨年10月、目黒ハウスで開催された際の会場風景　提供：(公財)現代芸術振興財団

【会期】2015年2月21日(土)～24日(火)

【会場】誉田屋源兵衛(京都市中京区室町通三条下る)

【料金】無料

【関連リンク】公益財団法人現代芸術振興財団