日本画

     
   

   

「山鳩よ 木や草や風の聲を聴いているのか」83.0×163.0cm

絵を描く事の意味は何か。
生きているとは、感動するとは、精神性が高い、低い、深い、浅いとは、共感するとは、今これを何故描くのか、描かなければならないのか、等々繰り返し本質を自分に問いかける。
絵画は見えない空間を、物を描く事で見えるようにする空間表現です。
物の表現の有り様で空間の質も決まる。
私にとっての創作活動は、自分の居場所となる精神的空間を絶対基準としての自然より学び求め続ける行為だと思っています。
 
 
            

吉田多最

YOSHIDA TAMOTSU

 

1947年
1970年
1987年
1989年
2005年
2008年
2014年

神奈川県生まれ。
武蔵野美術大学卒業
日春展奨励賞受賞、日展特選
日春展日春賞受賞
菅楯彦大賞展佳作受賞
同展佳作賞二席
天平山成仏寺禅堂(米国・カリフォルニア州サンフランシスコ)に襖絵奉納
 
セントラル美術館日本画大賞展、山種美術館賞展他招待出品。
成川美術館、湯河原ゆかりの美術館、郷さくら美術館、
各地デパート美術画廊で個展。横須賀市美術館作品収蔵。

 
     

一覧へ戻る