彫刻



「KADIMAKARA(爬虫類・MOMI)」 長さ19m
(オーストラリア・マリーバー・ウェットランド) photograph:竹田直樹

爬虫類は大昔の地球環境を暗示してくれるものであり、人間も又その環境から生まれたのである。爬虫類が絶滅することを肯定することは、人間の背景となる環境をすべて捨てることを認めることになる。(アルチー・カー)
この「KADIMAKARA−かつてオーストラリア大陸に生存していた巨大な爬虫類」には「野生稲自生地保存」の文字が刻みこまれている。
 
 

田辺光彰

TANABE MITSUAKI

無所属
 
1939年
1961年
1979年
1983年
1987年
2004年
2008年
   
2009年
神奈川県生まれ
多摩美術大学彫刻科卒業
第1回ヘンリー・ムーア大賞展ジャコモ・マンズー特別優秀賞受賞
佐久市立近代美術館前庭に「さく」(高さ40m)を制作、完成
韓国国立現代美術館野外彫刻展示場に「SEOUL・籾・熱伝導」を制作
コンスタンチン・ブランクーシ奨励賞受賞
「A Seed of Wild Rice・MOMI-2008」を国連食糧農業機関
(FAO・本部ローマ)に制作
「THE SEED 2009・MOMI-IN SITU CONSERVATION」を北極・スヴァールバル
全地球種子庫に制作
 
2015年3月 逝去

 
     

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