工芸

     
   

   

「竹炎」高80.0×巾28.0cm

満月の夜、1200度を超えた窯から数十メートルの火柱が天空に舞い上がり、月を貫く勢いで昇っていく、窯の温度が満月の頃にピークになるように、朔月から望月の15日間をかけ、土をしっかり焼く。日ごとに高まる温度と満ちてくる月。それはまるで窯の中に命が入ってくるようだ。
やがて来る大潮の日に窯から作品が誕生する。窯焚きは宇宙と同調合体し、自然の景色を土に写すことではないだろうか。

 
 
 

髙垣門土

TAKAGAKI MONDO

 
1974年
1981年
1989年
1995年
 
2000年
 

京都にて近藤悠三に薫陶を受け陶芸の道に入る
京都久多にて独立、作家活動に入る
鎌倉市に阿吽山房を設立
岡山県の山里に陶房を移す
第6回忍ばずの池オブジェフェスティバル金賞受賞(審査委員長:池田満寿夫)
国際文化交流功労特別大賞受賞
 
2004年から長谷川栄美術評論家大賞、モナコ公国名誉賞、パリ国際サロン優秀賞など国内外受賞多数。
 
HP:古民家の宿 阿吽山房

 
     

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