洋画

     
   

最近とみに”季節感”というものが気になって、四季それぞれの風物に興味をもつようになってきた。<br />
春の頃は、厳しい寒風をすぎたぬくもり風が嬉しい。沈丁花や幣辛夷のつぼみに、冬を堪えた風情がいとおしいと思い、部屋の中に差し込む陽光が柔らかく、あたたかくなる。<br />
目や鼻や皮膚で季節を感じることを大切にしたい。そして作品の上にそれが活用できたら、なおさら嬉しい。


春を待つ色面を白で設定しました。何をも隠す不透明感ではなく、私は透明感のある白を選びました。<br />
人物と花は、具体的でなく半抽象で形のリズムとして存在させたかったのです。

   

 
 

島田鮎子

SHIMADA AYUKO

国画会会員
 
1934年
1962年
1966年
 
1994年
1996年
1997年
1999年
2006年
東京生まれ
東京藝術大学美術学部専攻科修了
初の個展開催(以後多数)
国画会会員となる
愛知県芸術文化選奨文化賞受賞
個展(パリ日動画廊)開催(同2007年)
第20回安田火災東郷青児美術館大賞受賞、受賞記念展開催
回顧展(刈谷市美術館)開催(同2009年メナード美術館)
画文集『ひと いろ かたち たおやかに』(求龍堂)を刊行

 
     

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