洋画

     
   

砂浜は、貝殻以外の漂着物(海から陸から、自然物・人工物の)、生物、鳥や犬や人の足跡、等々に溢れた「小宇宙」でした。鹿児島から流れ着いた「海流ビン」を発見して「黒潮が結ぶ友情、という大ロマン」に発展したこともありました。<br />
古代からの「海の道・黒潮文化の道」の舞台でもありますし、詩歌に詠われた「一握の砂」「椰子の実」「さくら貝の唄」「浜千鳥」等々の舞台でもあります。


海は生命の母胎。何十億年もの記憶を秘めている。海の生物(貝)の歴史も、人間の営み(航海・漁業)の歴史も、海の記憶の中に秘められている。<br />
数年前から取り組んでいる「海の記憶シリーズ」の中の1点である。

   

 
 

溝口七生

MIZOGUCHI KAZUO

千葉県美術会会員、平和を願う千葉県美術家の会会員
 
1936年
1960年
1967年
1972年
1977年
1980年
1998年
2001年
 

東京生まれ
東京学芸大学を卒業
光陽会会員となる(72年委員就任、94年退会)
第15回安井賞展(西武百貨店)に選抜出品(同76年第19回展西武美術館)
第1回千葉県秀作美術展(千葉県立美術館)に選抜出品
第28回光陽会展で文部大臣奨励賞受賞
『溝口七生画集』(生活の友社)を刊行(2005年『溝口七生作品集』刊行)
コレクターが賞を選ぶ絵画展でグランプリ受賞
 
他、個展を千葉県南総文化ホール、千葉県文化会館、菱川師宣記念館などで多数開催

 
     

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