日本画

     
   

“目は口ほどに物を言う”と言われるように、人の目は、見えるすべての物を脳に伝達し、認識し、行動に移す大切な器官であります。人の目に写し出される森羅万象は、喜怒哀楽を感じとりながら、人間の心を表現し続ける“心の窓”であり、“心の鏡”であると思います。さらに目と口は世相を凝視する。

宇宙の万物はすべて生、死があって再生を繰り返しながら、永遠に循環運動をしていると思う。人命は永遠の循環運動の中で、一瞬に存在したにすぎないと私は考える。テレビ草創期に活躍し一世を風靡した人達も、80歳を過ぎて時代を瞬時に過ぎた人となった。それ故に与えられた“限りある命”各自が大切に全うしたいものです。

日々のニュースに一喜一憂させられる。生を受けて人生という短いようで、長い旅をすることは、体力、気力、意欲等、大変な覚悟が必要である。<br />
いつ、どんなことが突然起こりうるのか、多くの経験が教えてくれている。人間は常に自然と対峙し、さらに謙虚に一歩一歩前進していくことが大切だと思う。

日本が東日本大震災、経済不況、政治不信と混沌としている現状。<br />
然し健気に前向きに、再生しようとする国民の姿を、天皇を象徴する菊花に託し、日本人の心を表現したものです。

 

   

 
 

宮田記朱

MIYATA KISHU

全国水墨画美術協会理事、現代水墨画研究会主宰
 
1938年
  
  
1989年
1995年
  
2000年
2001年
2006年
2008年
2009年
2014年
2015年
2017年
富山県生まれ
日本女子大学卒業
岩田弥光・中川魁太に師事
現代水墨画協会通産大臣賞
新日本美術院展特賞受賞
近美展外務大臣賞受賞、国際芸術文化賞受賞
全国水墨画美術協会展現代水墨画賞受賞
全国水墨画美術協会展文部科学大臣賞
タイ国立シラバコーン大学アートアカデミー名誉教授就任
グローバルアーツ世界芸術選奨受賞
タイ赤十字エイズ基金特別賞受賞
タイ政府外務大臣賞受賞
全日本水墨画秀作展総務大臣賞受賞
ワールドアート展出品、参加
 
パリ(2014)、ニューヨーク(2015)、ロンドン(2018)など海外個展
南京博物院、首都博物館、タイ国王室、マレーシア国立美術館、インドネシア大使館ほか多数収蔵

 
     

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