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第64回毎日書道展(国立新美術館)「環(汗簡古文)」 4.5×3.5尺 2012年

「環(たまき)」は、ぐるりと輪をめぐらすという意をもつ。同好の士が集まり、いろいろなサークルが誕生し又消えていくが、輝きを持ったサークルがあってほしい。暗い雰囲気のただよう時代であるだけに。
文字は汗簡の古文を選び、輪を連想する形態をとり、躍動する感じをこめた。
 
 
 

小伏竹村

KOBUSHI CHIKUSON

日本書芸院名誉顧問、書道芸術院顧問、竹扇会会長
 
1926年
1951年
1972年
1975年
1981年
1983年
1986年
1994年
1998年
大阪府生まれ
立命館大学旧制文学部史学科を卒業
大阪府池田市教育長となる(75年-83年大阪府池田市助役)
書道芸術院蘭亭賞(グランプリ)受賞
初の中国視察(以後多数訪中)
大阪府池田市有功賞受賞(84年大阪府知事表彰)
小伏竹邨書の世界展開催(以後開催を重ねる)
書道芸術院副会長となる
勲五等瑞宝章を受章

 
     

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