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第30回記念産経国際書展(東京都美術館) 「衆人皆酔我獨醒」 2尺8尺判

産経本展の作品に私は『楚辞』から屈原作「漁夫」の一部“衆人皆酔我獨醒”を書いた。
屈原は、思い深く身を高く持して、其故放逐された楚王の側近であった。
ところで私は、後先を見ず正論を打ち、人から疎外されたりもする。
そんな私の、これは、私は生き方を変えないぞ、という反骨のメッセージ、
つまり私の「レゾン・デートル」なのである。
 
 

鴨田茜竹

KAMOTA SENCHIKU

産経国際書会専管理事、国際書画連盟常任理事
 
1939年東京生まれ。山崎大抱に師事。
書道研究茜書硯を主宰する。

 
     

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