洋画

     
   

失われた人間の尊厳を求めて。<br />
戦争は、<br />
このかけがえのない地球と人類に<br />
何ももたらしはしない。<br />
戦争が残すものは、<br />
この自然の破壊と<br />
人々の悲しみと苦しみ、<br />
そして残されたものの<br />
絶望だけである。<br />

モンセラットの山々の下で一人佇むと、<br />
経験したことのない<br />
聖なる神秘を<br />
感ぜずにはいられない。<br />
小さな庭にあるベネディクト修道会の<br />
修道院の十字架が、<br />
道行く人を静かに見守っている。

古代人はこの宇宙と大自然の創造主に畏敬の念を抱きつつ、人と人との交わりの中で生きてきた。それは洞窟画であり、壁画であり、壺や像や文字にしてその様子を残してきた。<br />
私が彼等への郷愁と憧れを抱くのは、現代の飛躍的な文明の発展の中心においても、私達もまた彼等の精神の後を歩みつつ生きているからなのだと思っているからである。

   

 
 

平田達也

HIRATA TATSUYA

ソシエテ ナショナル デ ボザール会員、アール・シアンス・レットル日本代表
 
1943年
1966年
1980年
 
1983年
1990年
 
1998年
2000年

東京都生まれ
上智大学外国語学部卒業
初の渡欧。以後、ル・サロンやサロン・ドートンヌ、パリ・ビエンナーレ
などに出品を重ねる
フランス芸術家協会(ル・サロン)永久会員となる
ソシエテ ナショナル デ ボザール会員となる
アール・シアンス・レットル会員となる
ヴェルバノ・アカデミー・オフィシャルナイト受章
フランス、イタリアを中心に制作活動を展開
 
【彫刻】

「オマージュ:アルベルト・ジャコメッティ」

 
     

一覧へ戻る