洋画家・大矢良治が滋賀で個展開催

2020年05月20日 10:00 カテゴリ:最新のニュース

 

《赤富士》

《赤富士》

 

「精神的な絵を求めて日々励んで参りました。ようやく自分の世界を思うように描けるようになってきました。」

 

洋画家・大矢良治(1956年滋賀県生まれ。拓青芸術協会代表、新日本美術院会長)はそのように、穏やかに言葉をつむいだ。人生そのものを傾けひたむきに真摯に今日まで取り組んできた制作において、気持ちの持ちようや物事の捉え方、心のありようが少しずつ変わってきたためだろう。近年では様々なことに心乱されることなく、落ち着いて集中し筆を走らせている。余分なものをそぎ落として、より澄明に、純化された精神性は、描く対象の生命そのものを的確にとらえ、これまで以上に線や色面、その質感は活き活きと生命力を帯びた輝きを放つ。

 

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長年、油画と並行して取り組み続ける焼物。

 

命そのものを描く画家・大矢良治。このたびの個展では0号から50号まで、国内外の風景や花を中心とした約50点の油彩画と、水差しから茶碗、大皿、大壺までバラエティ豊かな焼物約20点が響き合い、見応え充分な展観となるに違いない。

 

気取らない作品の内息づく、生命そのものの美を見つめに、是非足を運びたい。

 

《勝浦》

《勝浦》

 

【展覧会】大矢良治個展~油絵と陶芸の世界~

【会期】 2020年5月20日(水)~2020年6月8日(月)

【会場】 十里街道生活工芸館 テオリア (滋賀県長浜市神前町1-24)

【TEL】 0120-65-7341

【休廊】火曜

【開廊】 10:00~16:00

【料金】 無料

 


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