群馬青年ビエンナーレ2017、大賞に笹岡由梨子《イカロスの花嫁》

2017年01月24日 14:05 カテゴリ:最新のニュース

 

笹岡由梨子《イカロスの花嫁》映像、電飾看板、鉄、旗、陶器、LED、モーター

 

15歳から30歳までの若手作家を対象とする全国公募「群馬青年ビエンナーレ」。第13回となる今回の大賞作品は、笹岡由梨子の《イカロスの花嫁》に決定した。

 

笹岡は1988年大阪府生まれ、京都市立芸術大学大学院美術研究科博士(後期)課程メディア・アート専攻在籍。2014年「第18回文化庁メディア芸術祭」アート部門審査委員会推薦作品に選出され、同年の「アートアワードトーキョー丸の内」では建畠晢賞を受賞。2016年の「第19回岡本太郎現代芸術賞」では特別賞を受賞し、夏には「瀬戸内国際芸術祭2016」に参加するなど、目覚ましい活躍を見せる。受賞作《イカロスの花嫁》は、「革命」をテーマに制作された、人形劇による映像インスタレーション。人的動力で動く人形や作家自身が扮する花嫁人形「ヨリコ」の顔や手足にCG合成を駆使して、オリジナルのメロディと歌詞を基調にストーリーが展開する。

 

今回は172人(170組)から244点の応募があり、36人(組)37点が入選。その中から優秀賞には村上 早(さき)、奨励賞には やましたあつこ、菅原玄奨、諸川もろみ、坂本夏海が選ばれた。群馬の森屋外作品賞は三枝 愛、ガトーフェスタハラダ賞は太中ゆうき が受賞した。審査を務めたのは植松由佳(国立国際美術館研究員)、小山登美夫(ギャラリスト)、鷹野隆大(写真家)、竹村 京(美術家)、ヤノベケンジ(現代美術家)の5氏。

 

入選作品展は、1月28日から3月20日まで群馬県立近代美術館で開催。今回は美術館の前庭である群馬の森公園も会場とし「オープンエアー・ミュージアム」を実現する。また、「群馬青年ビエンナーレ’05」入賞を機に作家活動を始めた片山真理の個展も開催中(1/21~3/20)。あわせて楽しみたい。

 

 

優秀賞 村上 早《すべての火》銅版画

 

奨励賞 やましたあつこ《星の降る夜に》キャンバス、油彩

 

奨励賞 菅原玄奨《Stranger》FRP、アクリル塗料

 

奨励賞 諸川もろみ《生活は》ミクストメディア

 

群馬の森屋外作品賞 三枝 愛《庭のほつれ 2011-2016》インスタレーション、映像、テキスト

 

ガトーフェスタハラダ賞 太中ゆうき《水位/推移》油彩、キャンバス、油絵具

 

【関連リンク】群馬青年ビエンナーレ 2017

 


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