点描で彩る九州風景―藤井良治の喜寿記念展が開催

2016年11月07日 11:25 カテゴリ:最新のニュース

 

左:《赤かぶ白かぶ》116.7×116.7cm  右:《博多の森》朝日新聞社賞 145.5×145.5cm

 

洋画家・藤井良治(1939年山口県生まれ、福岡県美術協会会員、北九州美術家連盟会員)の喜寿記念展が開催される。

 

主なモチーフとするのは、現在暮らす九州の風景。明るい色彩による点描や、魚眼レンズを思わせる曲線的な構図は「面白く、楽しく、愉快に」をモットーとする藤井ならではのものだ。鹿児島の桜島ダイコンを描いた《赤かぶ白かぶ》は、花や人の形をした様々な模様で彩られている。

 

藤井が油絵を独学で始めたのは60歳の頃。図書館で出会った小松原郁夫の画集に魅せられ、「自分も描きたい」と油絵入門の教科書を手に取った。当時を振り返り「独学を通して、人の真似ではない自らの個性を追い求めることができた」と語る。そして初めて出品した福岡県のシニア展で県知事賞を受賞。その後も第105回太平洋美術展での記念賞など、様々な受賞を重ねている。そんな藤井にとって今回の喜寿記念展は一つの区切り。「初心を忘れず、今後も生涯筆を握っていきたい」と意気込みをみせる。

 

今回は博多湾や大分県の由布岳といった九州の風景をはじめ、富士や中国の金鞭渓などを描いた45点を出品。100号からサムホールまで、新作が中心の展観となる。初日11月15日の12:00からは、吉岡龍也と美智子によるギター・マンドリン・オカリナ演奏が楽しめる。

 

《博多湾遠望》130.3×162.1cm 中央の岸壁は実際には存在せず、藤井のイメージによるもの

 

以前旅した香港の景色を捉えた《ビクトリア公園》90.9×116.7cm

 

21世紀書画作家国際交流展in福岡 で「東京、芸術新聞社賞」を受賞した《中国張家界、金鞭渓》 162.1×130.3cm

 

【会期】2016年11月15日(火)~20日(日)
【会場】新天町村岡屋ギャラリー 2階(福岡市中央区天神2-8-237 新天町南通り 村岡屋)
【TEL】092-711-1187
【開廊】11:00~18:00(最終日は17:00まで)

 

【関連リンク】新天町村岡屋ギャラリー

 


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