東京藝術大学の宮田亮平学長、2022年まで続投へ

2015年12月26日 17:43 カテゴリ:最新のニュース

 

宮田亮平 東京藝術大学学長

 

東京藝術大学は、現学長・宮田亮平氏の任期満了(2016年3月31日)に伴う学長選考会議(議長:保科豊巳美術学部長)において、同氏が次期学長候補者として選考されたと発表した。任期は平成28年(2016年)4月1日から平成34年(2022年)3月31日まで。

 

選考にあたっては、学長候補適任者を選定するため、10月から11月にかけて投票資格者による意向聴取を実施。「東京藝術大学学長選考基準」に照らして、選定された3名(うち1名は辞退)を対象に経歴と提出された所信表明書及びヒアリングを踏まえ審議を行った。

 

審議の結果、宮田氏が国立大学法人法第12条第7項「人格が高潔で、学識が優れ、かつ、大学における教育研究活動を適切かつ効果的に運営することができる能力を有する者」に定める資格を有し、かつ、これまでの任期中に明確なビジョンや強いリーダーシップで策定した教育改革・ガバナンス改革等の実行計画を、次期にも引き続き着実に実行し、世界最高レベルのわが国唯一の国立総合芸術大学を実現していける人材であることから、東京藝術大学の学長として最適であると判断した。

 

宮田氏は、97年より東京藝術大学美術学部教授を務め、同学部長、同大学理事・副学長を経て05年に学長就任。文化審議会委員長、NHK経営委員会委員、東京都「東京芸術文化評議会」評議員、東京2020エンブレム委員会委員長も務める。

 

【関連リンク】東京藝術大学

 


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