美術表現の原点に立ち返る「CSP3‒絵画と彫刻のあり⽅‒」開催

2015年11月05日 10:40 カテゴリ:最新のニュース

 

 

新たな美術の動向へ向けた展示とシンポジウムの開催、そしてその記録化を継続的に行うことにより、それが美術と教育の場への新たな契機となり反映となることを目指し、2013年に始まったCSP(Creative Spiral Project)が第3回の開催を迎える。

 

第1回では多様化する主題と表現の一端を紹介し、続く2回では美術や工芸で用いられてきた伝統的とも言える素材や手法に独自の解釈を加えることで、新たな表現の可能性を感じさせる作家を取り上げてきた同展。「絵画と彫刻のあり方」をテーマに開催される今回は、多様化する価値観や美術以外のジャンルとの境界が曖昧な作品が増えていく現在の状況において、改めて「絵画と彫刻」を美術における表現の原点とし、そこに今一度立ち返ってみたいという思いから企画された。今回の出品者は、薄久保香、鈴木友昌、中西信洋、中野浩二、箱嶋泰美、堀由樹子の6名。それぞれの作品を通して絵画と彫刻という表現の現在の姿を追う。

 

また展示とあわせて行われるシンポジウムでは、モデレーターとして石崎尚(愛知県立美術館学芸員)を迎え、出品者との対話を通して、作家自身が語る絵画や彫刻について語るとともに、その研究機関である美術大学の役割と今後の展望までを考察する。

 

 

 

 

【会期】2015年年11月23日(月・祝)~12月1日(火)

【会場】桑沢デザイン研究所1階 (東京都渋谷区神南1-4-17)

【休廊】11月29日(日)

【開廊】12:00~20:00  ※23日のみ16:00~20:00

【料金】無料

【関連リンク】Creative Spiral Project

 

 

■レセプション・シンポジウム

【日時】11月23日(月・祝)

【会場】桑沢デザイン研究所1階(東京都渋谷区神南1-4-17)

シンポジウム 15:30~17:30

<登壇者> 薄久保香、 鈴木友昌(イギリスよりスカイプ参加)、中西信洋、中野浩二、箱嶋泰美、堀由樹子(予定・五十音順)

<モデレーター> 石崎尚(愛知県立美術館学芸員)

レセプション 18:00~20:00

 

 


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